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犬種図鑑アメリカンコッカースパニエル

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アメリカンコッカースパニエル特徴

　性格、特徴

小柄ながらがっちりしており、丈夫な犬種です。
彫りの深い頭部と体形のバランスがよい。
鳥猟犬のなかでは最も小柄な部類で、
ダブルコートの被毛は絹のように滑らかで、
まっすぐか少しカールしています。
毛色は黒単色、黒にタンポイントのあるもの、
チョコ・ブラウン、アスコブなど黒以外の単色、二色で
パーティ・カラー明るいクリーム色から濃い赤色など、
タン・ポイントが基本の毛色に10％以内で含まれる
タン・マーキングと呼ばれるものがあります。
アメリカで大変可愛がられている犬ということもあり、
細かい基準がショードッグには設定されています。
明るく天真爛漫、甘え上手と家庭犬に適した犬種。

　しつけ
従順で躾やすい犬種ではありますが、元々は猟犬の血を引いており
毎日適度な運動は必要です。人懐っこくよく甘えてきます、
可愛さに負けないようにしっかり躾ましょう。

　運動
猟犬の血を引いていますから活動的で運動好き。人と遊ぶことも大好きです。
毎日の散歩や運動とゲーム的な遊びを取り入れると楽しいでしょう。

　健康管理とお手入れ
美しい被毛を保つためには定期的なシャンプー、トリミングが必要です。
また普段からブラッシングは欠かせません。耳が長いので、耳の内側の汚れには
注意し、食事時には汚れ防止に「スヌード」の使用がお薦めです。
食事は1日１～2回、運動と栄養の両面からバランスを考えたもの与えます。
一般的には歯の健康にいいドライフードを中心に、煮干しなどの
カルシウムやタンパク質、缶詰などを加えた混合食がいいでしょう。
体型的に耳の感染症や皮膚病などに注意しましょう。

　歴史
同一犬種とされていたイングリッシュコッカースパニエルを
アメリカで改良したものとされます。そのルーツは1620年までさかのぼり、
移民船メイフラワー号に乗った犬の１頭がコッカー・スパニエルだった
ともいわれています。後続の移民船でも、スパニエルがもち込まれているが、
多くが頭部が丸くマズルが短いマールボロー系の小柄なタイプで、
それが今日のアメリカン・コッカー・スパニエルとなったようです。
アメリカでドッグショーが開催されるようになって、しばらくは
他のコッカー・スパニエル種と同じ基準で審査されていたが、
その違いが際立ってきたことから、アメリカン・コッカー・スパニエルとしての
基準が設定されました。日本では、1960年頃から知られ人気犬種となりました。
ディズニーアニメ「わんわん物語」でも有名です。

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