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犬種図鑑ブルテリア

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ブルテリアの特徴

　性格、特徴

特徴的な頭の形と顔立ちで一度見たら
忘れないインパクトをもっている。
頭から鼻先まではほとんど平らで、まっすぐ伸びている。
目の間のくぼみは目立たず、暗色の目は、
小さく目尻が上がっている。
立ちあがった耳は薄く、左右が寄っている。
被毛は短毛でゴワゴワした感触。色は、白、ブリンドルの単色、
白地にブリンドル・赤・黒などがある。
体はがっしりとたくましく、引き締まっている。
四肢も力強く、短毛種のため、しっかりとついた筋肉が目立つ。
尾は、つき位置が低く、先細。人なつこい気質をもっている。
飼い主には従順だが、知らない人にはやや攻撃的な面もある。
基本的には素直で陽気。忍耐力はあるが、自負心と防衛、
闘争本能が強いため、怒らせたら闘志を剥き出しにする。

　しつけ
人懐こい性格で基本的には躾安い犬種といえます。
かつては闘犬としての歴史がありまれに攻撃的な性格の子もみられます。
いずれにしても幼犬時からしっかりとしつける必要があります。

　運動
見た目のおっとりした風貌からは想像できませんがかなり活発で活動的な犬です。
毎日の散歩は必要で、出来れば庭先などでの自由運動もさせるとよいでしょう。
一緒に遊んであげると飼い主との関係もよくなります。

　健康管理とお手入れ
なめらかな短毛のため、手入れはしやすい犬種です。
固く絞ったタオルか適温の蒸しタオルで体の汚れを拭き、
その後ゴムブラシなどでマッサージ的なブラッシングを行うといいでしょう。
入浴も必要に応じて行う程度でいいでしょう。
食事は若犬から成犬なら1日1、2回が目安で、一般的な内容は、
歯の健康にもよいドライフードを基本とします。
ホワイト品種には、まれに聴力障害が出る場合があります。

　歴史
イングリッシュ・ブルドックとテリアの混血で、スタッフォードシャー・ブル・テリアや
ダルメシアンなどの血も導入されたといわれています。
当初作出の目的は闘犬用であった。19世紀のイギリスでは闘犬が流行して、
こうした犬たちは、牛や熊などと闘った。その後闘犬が廃止されるにともない、
改良が進められ、白いタイプが登場。これが話題となり、犬の品種改良が
ブームになったという経過がある。後にはミニチュア・タイプも登場。
独特の風貌から現在では家庭犬として定着しています。

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