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犬種図鑑フレンチブルドッグ

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フレンチブルドッグの特徴

　性格、特徴

筋肉質で力強い体形をしており、
コウモリの羽のような耳をもちます。
額に深いシワがあり、幅広の鼻部は短く、
下顎が突き出てややしゃくれている。
尾は根元が太く先細で、ストレートからせん状に
よじれたスクリュー・テイルになっている。
短くやわらかな被毛は光沢があります。
毛色には、暗いもしくは明るい地色に、
明るいもしくは暗い差し毛が混じる、
性格は活発で賢く、動きはブルドックと違って機敏である。
少しいびきをかくが、普段はほとんど吠えず、
走り回るタイプの犬種でもない。
室内犬として、最適な犬種といわれています。

　しつけ
問題行動も少なく、大変躾のしやすい犬種です。
甘え上手な犬種なので可愛さに負けて甘やかしすぎないようにしましょう。

　運動
活発で散歩好きなので、1日1回30分程度は、散歩をさせてやる。
ただし、暑さ寒さには弱い犬種なので、時間帯を見計らって行いましょう。
また室内では玩具を利用し、一緒に遊んであげるのもいいでしょう。

　健康管理とお手入れ
被毛が短いため、手入れは楽です。日頃の管理としては、
軽いブラッシングだけで十分。ただ、やわらかい毛質を保つためには、
獣毛ブラシを使った手入れが適しているといえます。
気をつけたいのは、顔にあるシワの手入れで、やわらかい布や綿棒で、
シワの間を拭くなどして、清潔に保ってやりたい。
食事は栄養のバランスを配慮、太り過ぎに注意する。
歯の健康に効果のあるドライフードと総合栄養食ウェットフードの
混合食を与えるのが、手軽でしょう。
肥満の傾向がある場合は、ダイエットフードに切り替える。
健康維持のため、体重の管理に特に気をつけたい犬種です。

　歴史
フランスにもち込まれたブルドッグに、テリアやパグを
かけ合わせて作出されたという犬種。当初はネズミの駆除などに
使われていたが、一方でペットとしても人気がありました。
1900年ごろには、ローズ耳とコウモリ耳の２タイプとなり、
ヨーロッパではローズ耳、アメリカではコウモリ耳と、その好みが分かれた。
やがてコウモリ耳のタイプが標準となったという経緯があります。
日本では大正時代に紹介され昭和初期にかけて数多く飼育され、
現在も大変人気があります。

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