愛犬との散歩や運動は、飼い主さんと愛犬にとって大きな楽しみでしょう。 運動は飼い主さんのストレス解消、ダイエットにも効果的。 愛犬 の健康維持のためにも欠かすことができません。 ただし、安全に行うためにいくつかの注意が必要です。 あなたと愛犬の日課に取り入れてみてワンちゃんとの生活を楽しみましょう。
お散歩の開始時期 生後3ヶ月位までは家の中や庭先で、自由に遊ばせます。 生後3〜4ヶ月位から家のまわりを歩く程度のプチ散歩デビュー。 生後4〜5ヶ月位から本格的な運動、散歩、いよいよ本格的な散歩デビューです。 成長期の無理な運動は足腰に負担がかかるので、注意は必要です。 「スワレ」「マテ」等の基本的な躾をきちんと行ってから散歩デビューです。 お散歩のポイント @散歩時間を決め、出来れば朝夕2回行う。 A運動量は犬種に合わせ決して無理をしない。 Bうんちの後始末 フンとり器やスコップ、ティシュペーパー、ビニール袋等用意する。 うんちは絶対に放置しないでください。うんちに混じった寄生虫が増殖し 他の犬や動物に感染症の危険があります。 また近隣住民の方にも大変迷惑となります。 お散歩時間目安 超小形犬 朝夕各10〜20分位 小形犬 朝夕各15〜20分位 中形犬 朝夕各30〜40分位 大型犬 朝夕各40〜50分位 老犬、子犬は無理は禁物です。犬の体調を考慮しましょう。 散歩から帰ったらよく絞ったタオルなどで汚れをふき取りブラッシングしましょう 毛艶がよくなり新陳代謝が活発になり皮膚病予防にもなります。。 悪天候の日は、時間短縮するなど配慮しながら、1日1回でも大丈夫です。 人混みでの犬の散歩について 人混みでの散歩はお薦めは出来ませんが、犬にとって学習する場になります。 スワレ マテなどの命令をしっかり聞く様であれば可能でしょう。 散歩の途中の買い物などでも、静かに待てるでしょう。 中には犬嫌いの人もいますから人が集まる所では、十分配慮することです。 躾がまだ不十分の時は、人混みでの犬の散歩は避けましょう。 事故や感染症を予防する散歩方法 ウイルス感染症や寄生虫感染防止のためワクチン予防接種を終えた 少なくとも生後4ヶ月以降に散歩は始めましょう。 夏は外気温に注意を要します。炎天下の散歩は、相当体に負担がかかります。 熱射病になることもあるので、朝夕方の涼しい時間帯に散歩する様にしましょう。 人間に比べ犬は地面に近い所を歩く為、アスファルトの照り返しは相当なものです。 出会いがしらに注意 散歩中リードを引っ張られて犬に思うがままにされると、曲がり角等で 人、自転車、バイクに衝突する危険があります。 またほかの犬と出会ったときのケンカして大ケガの危険性もあります 散歩は飼い主が主導権を握る必要があります。犬が飛び出す様なら、 飼い主がリードを強めに引いたり、止まってそっぽを向く事です。 犬が飼い主の様子をうかがい段々と言うことを聞くようになります。 並んで歩ける様になったらほめてあげましょう。 拾い喰いの防止 犬は道端に落ちている匂いのするものは、なんでも口にしようとします。 危険な有毒物質も多数あります。 その防止策として、匂いを嗅ぎにいくまえにリードを引っ張る。 あるいはそのものを排除する。 口にくわえても、無理に取ると犬が怒りますので落ち着かせ静かに取り上げます。 外には様々な有毒物質がありますから、気をつけて散歩しましょう。 散歩の躾、こんな時どうする? 散歩に出かけると様々なアクシデントに遭うときもあります。 そういう状況での対処法を知っておきましょう。 @散歩中他の犬が吠えたら 「イケナイ」と厳しく叱ってリードを引いて首にショックを与えます。 猫や鳥をみて追いかける時も同様です。 A人に吠えかかったら 当然のことですが、厳しく叱ります。リードを強めに引き首にショックを与えます。 相手の人にもおわびしましょう。 B遊び歩きさせない 好奇心旺盛な犬は色々なものに、興味津々です。草を食べたり草むらに潜ったり、 蝶々を追っかけたりします。リードをひいて「ダメ」と躾ましょう。 犬は、飼い主のリードで学習します。悪いこと、良いことをしっかりと教えて、 冷静な判断、対応を出来るようにしましょう。