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犬種図鑑ミニチュアピンシャー

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ミニチュアピンシャーの特徴

　性格、特徴

小型で、均整のとれたバランスのよい体形をしています。
引き締まった短めの胴、やや長い四肢をもっています。
顔立ちや体型は、ドーベルマンを小型に
したような姿が特徴的。光沢のある短い被毛の色は、
ブラック・タン、チョコレート・タン、レッドの3種類。
通常、生後すぐに尾は短く断尾されます。
耳は3ヵ月程で断耳し、立耳に整えられる場合もあるようです。
前肢の関節を高く上げて歩行する様子が印象的な犬です。
性格は勇敢で活発、遊び好き。動作、表情そのままの賢さと、
誇り高さに溢れた犬です。

　しつけ
しつけやすい犬種だが、無駄吠えしたり、わがままになるような
甘やかしは厳禁です。仲間意識が強く、他人に対しては無愛想な面も。
警戒心が強く、番犬にも適しています。
小動物などを見ると追いかけたり攻撃的になることもあり幼犬時から
しっかり躾は行いたい。

　運動
遊び好きなので、走ったり遊んだりする時間は定期的に作ってあげたい。
毎日30分程度の引き運動と、室内の自由遊びによる全身運動を、
組み合わせて行うと良いでしょう。
骨が細いので骨折には注意が必要です。

　健康管理とお手入れ
食事に関しては、それほど細かな配慮は必要ないでしょう。ライフステージに合わせた
フードで十分です。
丈夫な方だが、目や関節に問題をかかえることがあります。
被毛が短いので、手入れは簡単で、運動後に固く絞ったぬれタオルなどで、
肢や身体の汚れを落としてやるようにします。
ブラッシングは、皮膚を傷めない用具で行います。必要に応じてシャンプーするが、
頻度は多くなくて大丈夫です。短毛種の、一般的な手入れを行えばいいでしょう。

　歴史
スカンジナビア半島の小型ピンシャーを元に、ドイツで小型化されたといわれます。
よく似た犬種のドーベルマンより歴史は古く、数百年の歴史があるといわれます。
ドイツ国内ではレイ（小鹿）・ピンシャー（テリア）と呼ばれ、ネズミや害獣の駆除、
番犬として、人とともに暮らしてきました。1900年、ショー出陳を機に、
アメリカなどで人気や知名度があがりました。
今や世界で愛される家庭犬になっています。

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